ヘブンズ・ドアー! 今、心の扉は開かれる――「ジョジョの奇妙な冒険」からスピンオフした荒木飛呂彦の同名傑作漫画を映像化!
高橋一生演じる漫画家の岸辺露伴が、遭遇する奇妙な事件に、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を使って挑む姿を描く!
引用:Amazonプライムビデオ 作品紹介ページ より
てことで、またまた私の大好きな「90分程度のちょうどいい映画」を見ようとしたのですが、高橋一生さんと飯豊まりえさんが結婚するというニュースとともに、こちらの「岸辺露伴シリーズ」の新章であるシーズン4が始まってた!というニュースがあったので、こちらを鑑賞なり~。
ドット絵時代のゲームって楽しかったよねー
PC-8801っていうパソコンがNECから発売されていまして、小学生当時、そのPCでゲームをやりまくってました!
遊んでいたゲームはですねー、
- ザナドゥ
- 夢幻の心臓
- ウィザードリー
- スクリーマー
- デゼニランド
- サラダの国のトマト姫
- Will
- ポートピア連続殺人事件
とかで(やばい、急に色々思い出してきて感動w)、カセットテープにデータをセーブして遊んでました。
♫ピーガラガラピーガー・・・
なんて音知ってますでしょうか?
で、この時代のゲームなんて、グラフィックに乏しくて、ドット絵が動き回るわけですよ。今のゲームグラフィックと比べちゃうと、もう雲泥の差。ところがですね、これがいいんですよ、実に。
私が思うにですね
想像力を働かせる余白がある
からなんだと思います。
グラフィックのしょぼさを自分の想像力で補っていたんですね。
自分の想像力が入り込めることで、主人公を始めとするキャラにさらに愛着を増す、ということです。
実写化のハードルは高いけれど
同じことは実写化にもあると思っていて、漫画や小説を実写化してしまうと、自分の想像力が入り込む余白がなくなってしまうんですよね。余白がないので、誰にとっても正解だろう描写をつくりあげなければならない。これは難しい。
そしてそして、特にファンタジーやら超常現象の世界を描く小説や漫画においては、「無理矢理の映像化」が見えてしまうと一気に駄作になる怖さがあります。主人公の超能力や敵の異様さを描くことに一生懸命になってしまっては、映画の本来の目的を見失ってしまうことになりますしね。
そんな「実写化はハードルが高い」という黄金律のはびこるこの世の中で、本作ですよ。本作はなんといっても「ジョジョ」のスピンオフですよ!
- 人の頭の中にいろいろ書き込んじゃう能力って、どうやって実写化すんねーん!
- 高橋一生さんが演じるってどうなんねーん!
- おどろおどろしさって出せるかーい!
って不安でしたが、いろいろと想像力を働かせる余白があるので、どんどんのめり込んでいきました。スタンドの能力の実写化もそれほど違和感なく見れたし!
まー、ところどころツッコミどころがある、とも言えるのですが、
って気持ちになります。
自分たちが生きている世界とはまた違う「ダークでおどろどろしい世界」は、実は自分たちが思うよりも近くにあるのではないか、と感じさせるような、そんな世界観が描写から伝わってきます。
シーズンは4までありますので、順を追って1からどうぞ。1話60分にも満たないので、気軽にダークな世界を堪能できますよ!
高橋一生さんと飯豊まりえさんのコンビもいい感じです!
↑ もしよろしければ、ポチッとお願いします ↑